新潟水俣病の患者認定を判断する審査会が25日開かれ、17人を審査しました。
25日に開かれた県と新潟市の認定審査会。県内の医師や弁護士など11人の委員で構成され、公害健康被害補償法に基づき新潟水俣病の患者認定を判断するものです。

今年度2回目の開催となった25日は、17人を審査。このうち14人については来月下旬にも認定するかどうか市長と知事にそれぞれ答申するということです。

残る3人はさらなる調査が必要だとして、判断を保留しました。

県によりますと11月末までにのべ2746人が審査を申請し716人が認定、1596人が棄却されました。

結果を待つ人は91人いて、2021年度以降、認定された人はいません。
