新年の宮内庁の伝統行事『歌会始の儀』に、新潟県の東京学館新潟高校2年生の短歌が選ばれました。東京学館の生徒が選ばれるのは8人目です。
『歌会始の儀』の短歌に選ばれた、東京学館新潟高校2年生の神田日陽里さん(17歳)は、今回の入選者10人の中で最年少です。

「まさか選ばれると思えなかったので、本当に驚いていて、嬉しかったです」

宮内庁の新年の伝統行事である『歌会始』では、選ばれた歌が天皇皇后両陛下や皇族らを前に独特の節回しで詠み上げられます。

令和6年のお題は「和」。
神田日陽里さんは、友達との会話で友達の意見に同調してしまう時を短歌で表現したそうです。

今回最年少の入選者となった神田日陽里さんは、「短歌は私にとって、自分の思いを伝えられる、すごくいい楽しくて面白いことだと思っています」と、その魅力を話していました。

令和6年の『歌会始の儀』は、1月19日に皇居で開かれます。