福島県オリジナル品種のイチゴ「ゆうやけベリー」の販売が始まってから、1年となりました。甘さと香りが際立つこのイチゴの魅力を多くの人に知ってもらおうと、福島県二本松市で収穫体験会が開かれました。
小湊愛巳アナウンサー「みずみずしく優しい甘さが口いっぱいに広がってきます!おいしいです!」
大粒で、夕焼けのような鮮やかな赤に染まったイチゴ。去年12月にデビューした県のオリジナル品種「ゆうやけベリー」です。
この「ゆうやけベリー」の魅力を多くの人に知ってもらおうと、二本松市の農園で、収穫体験会が開かれ、県内に住む22人と、内堀知事などが参加しました。
参加者はさっそく、イチゴ狩りを体験。子どもたちも、もぎたてのイチゴを口いっぱいにほおばり、食べる手がとまらない様子!このほか「紅ほっぺ」など、5つの品種との食べ比べも楽しんでいました。
参加した人「かおり野とかは少し酸味があるが、ゆうやけベリーはなかった」
参加した人「ゆうやけベリーは甘くて、触った感じもとてもやわらかかった。」
参加した人「今まで食べたことないようなイチゴで、酸味ががなくてとても食べやすかった」
他のイチゴと比べても、甘さと香りが際立つといわれている「ゆうやけベリー」。このほかにも、意外な魅力があると、生産者は話します。
マルナカファーム・遊佐憲雄社長「ゆうやけベリーは非常に実がやわらかい。なので小さな子どもやお年寄りにも喜んでもらえる品種だと思う。」
現在、ゆうやけベリーの生産農家は75件で、去年よりも61件増えました。また、今シーズンは去年の5倍である90トンを見込んでいるということです。
県農産物流通課・山田清貴課長「まだまだ食べたことのない人が多いと思うので、これから食べてもらうきっかけを作っていきたい。」
甘くてやわらかい、ゆうやけベリー。福島市の「道の駅ふくしま」や、JAの直売所などで、購入できるということです。
※22日に配信したこの記事の中で、県農産物流通課の担当者のお名前が、別人のものとなっていました。お詫びして訂正いたします。













