ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が死亡したことをめぐり、プーチン大統領の側近が暗殺を指示したとアメリカメディアが報じました。

これはアメリカのウォールストリート・ジャーナルが22日、西側の情報当局者とロシアの元情報当局者の話として伝えたものです。

パトルシェフ安全保障会議書記はプーチン大統領の側近で、かねてからプーチン氏にウクライナ侵攻でワグネルに依存すればプリゴジン氏の影響力が増し、政権に脅威をもたらすと警告。6月のプリゴジン氏の反乱を受けて8月初めから暗殺の計画を練り始め、プーチン氏は計画に反対しなかったということです。

また、墜落当日、プライベートジェット機の翼の下に小型爆弾が仕掛けられたとしています。

報道を受け、ロシアのペスコフ大統領報道官は「パルプフィクション=安っぽい作り話だ」とコメントしています。