長野県白馬村で16日に発生した土砂災害現場で、県が緊急の砂防工事を実施することになりました。
白馬村北城(ほくじょう)では16日早朝、崩れた土砂が沢から別荘地まで流れ下り、全壊1棟を含む16棟が被害を受けたと見られています。

現場では、水を多く含んだ泥が深いところで数メートル堆積し、排水が課題になっているということで、県は、仮設の水路を設けた上で、今後の雨に備え、支柱を設置して金属の網を張り、土砂をせき止める対策をします。

19日から始まった仮設水路の工事は年内に終える予定で、安全を確保した上で、網などの設置に着手する方針です。
土砂災害の影響で現在も避難指示が続いていて、21日夕方の時点で3世帯4人が避難しています。














