舞台「ダディ」の公開を前に、主演の中山優馬さん、大場泰正さん、原嘉孝さん、前島亜美さん、神野三鈴さんが東京グローブ座で行われた取材会に出席しました。


舞台『ダディ』取材会


本作は人種、セクシュアリティ、家族、格差社会、 モラル、アイデンティティといったテーマをリアルな会話で鋭く描き、大胆で刺激的な内容で話題となった、欧米の演劇界が注目する新進気鋭の劇作家、ジェレミー・O・ハリスさんの作品。


中山優馬さん(公開ゲネプロ)

若いアフリカ系アメリカ人のアーティストであるフランクリンは、LAに住むセレブの初老アートコレクターであるアンドレに出会い、その魅力に抗えず、二人は熱い関係を深めていくストーリーで、フランクリン役を中山優馬さん、アンドレ役を大場泰正さん、フランクリンの友人で駆け出しの俳優マックス役を原嘉孝さん、インフルエンサーのベラミー役を前島亜美さん、フランクリンの母親役を神野三鈴さんが演じています。


中山優馬さん 大場泰正さん(公開ゲネプロ)


主演を務めた中山優馬さんは“文化の違いだったり、人種の違いだったりとか、日本人にとってちょっと遠い問題なのかなと感じがちだと思いますが、人間なら誰でも感じる痛みであったり、飢えであったり、愛であったり、そういったものが、この劇場のこのステージの上に息づいているということなんです。そういうものを見届けてほしい”と、この舞台を演じる意気込みを語りました。


原嘉孝さん 中山優馬さん(公開ゲネプロ)


ステージにはプールが用意され、キャストが飛び込むシーンも。中山さんは取材会の最後に、“舞台芸術としても素晴らしいセット、キャスト、スタッフ含め、本当に素晴らしい最高のものができたと思っていますので、明日(7月9日)から千秋楽まで、この作品に流れている血を、皆さんにお見せしたいなと思います。そして、この作品のタイトルがどういう意味合いを持つのかというのを、この劇場で見届けてほしいと思います。ぜひ、皆さん、濡れる覚悟をして見に来てほしいと思います。 冗談ですよ”と最後に挨拶をし、取材会を締めくくりました。

舞台『ダディ』は7月9日(土)~7月27日(水)まで東京グローブ座にて。8月5日(金)~8月7日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演されます。

【担当:芸能情報ステーション】