長野市の11月の消費者物価は、生鮮食品を除いた総合指数が28か月連続で前の年の同じ月を上回りました。


長野市の11月の消費者物価指数は、季節的な要因が大きい生鮮食品を除いた「総合」が前の月と同じ107.9でした。

2022年の11月との比較では2.7%上回り、上昇は28か月連続です。


費目別にみると、食料関係では「卵や牛乳」が2022年の11月に比べ17%、「調理食品」が13%の上昇。

このほかトイレットペーパーや洗剤などの「家事用消耗品」が13.6%、宿泊などの「教養娯楽サービス」が13.2%上昇しています。

県では、今後も原材料や人件費の上昇分が、食料品などの価格に転嫁されることが想定されるとしています。