子どもの貧困対策について話し合う県の会議が21日に開かれ、施策の進捗状況や、今後の計画の策定について議論を交わしました。

池田竹州副知事
「誰一人取り残さない優しい社会の実現を目指し、子どもの貧困対策を県政の最重要課題に掲げ取り組んでいるところでございます」

県は子どもの貧困問題の改善に向け、去年から第2期となる貧困対策計画に取り組んでいます。

今年度初めて開かれた会議では165の重点施策の進捗状況が確認され、ヤングケアラーやひとり親家庭への支援のあり方などについて議論を交わしました。

また、今月にも国の方針を定めた「こども大綱」が策定されることから、県でも、「こども未来部」を設置し、より迅速で総合的な施策を推進する新たな「県こども計画」を来年度に策定する予定です。