大雪によって車が立ち往生する交通障害を防ぐため、富山県内の国道の一部区間が通行止めとなる可能性があります。23日午前9現在、富山県内の国道で予防的通行止めの区間はありません。

予防的通行止めの対象となっている区間は、下記の通りです。

【国道8号】
朝日町の境から月山までの9.3キロ
魚津市友道から住吉までの1キロ
高岡市福岡町から石川県津幡町までの9.7キロ

【国道41】
富山市猪谷から庵谷までの4.5キロ

【能越自動車道(国道470号)】
高岡インターチェンジ(高岡市池田)から灘浦インターチェンジ(氷見市脇)までの30.1キロ

いずれの区間も通行止めになっていません。

予防的通行止めとは…

国土交通省の「予防的通行規制区間」は、大雪の際に大規模な車の渋滞が起きないようあらかじめ通行止めとするものです。

対象区間は、過去に立ち往生が発生した箇所や、道路の勾配が5パーセント以上(100メートル走って5メートル以上の上昇)の箇所で、大雪の予報を踏まえ、予防的に通行止めを実施します。

通行止めをしている間に集中的に除雪作業を行い、立ち往生の発生を防ぎます。