富山県内では23日土曜にかけて雪が降り続き、街中でも大雪となりそうです。上空1500mの寒気の動きをみると、平地でも大雪になるようなマイナス12度の寒気が西日本を中心に入ってきます。

さらに高い上空5500mを見ると、北陸地方にはマイナス30度以下の寒気が入り込んでいます。これは真冬でもたまにしか入らないような、非常に強い寒気です。これらの寒気ですっかり空気は冷たくなっています。
気圧配置を見ると…。

日本付近には等圧線が縦に走り、冬型の気圧配置が強まっています。そして、日本海に少しくぼみがあります。
この辺りの気象衛星を見てみると、白い雲のラインになっています。

これは「JPCZ」といわれるもので、左右からの風がぶつかって、雪雲が発達してライン状になっています。

この時間は新潟あたり向いているようです。このラインの行きつく先では、災害級の大雪となることも。