松野博一 前官房長官(14日)
「本日、内閣官房長官の職を辞したいと岸田総理に申し上げ、辞表を提出した」
最後まで「裏金」疑惑について自身の口から説明することを拒み、官邸を去った松野博一前官房長官。
記者(おととい)
「東京地検特捜部の係官が家宅捜索に入ります。自民党最大派閥に今、捜査のメスがはいります」
安倍派に浮上した、5年間で総額5億円にのぼるキックバックの不記載疑惑で、事務所の強制捜査が行われてから2日経ったきょう…。
東京地検特捜部が、松野前官房長官に任意聴取の要請をしたことが分かりました。
2019年からおよそ2年間、安倍派の事務総長として派閥の運営を取りまとめていた松野前長官の側も、この5年間で1000万円を超えるキックバックを受け、収入を収支報告書に記載していなかったとみられています。
松野前長官側にも疑惑があることについて、派閥のパーティー券を買っていたという支援者がJNNの取材に心境を語りました。
毎年パーティー券購入 松野前長官の支援者
「毎年買っているよ。1枚2万円を5枚。そんなことするとは思わなかった。ショックだよね。裏切られた」
松野前長官は、これまで明確な説明を避けています。
松野 前官房長官(8日)
「私の政治団体についても精査して、適切に対応したい」
一方、安倍派のパーティー券収入の不記載事件で新たに分かったことも…。
安倍派側では、パーティー券収入で得た本来の総額と、キックバック分などを除いて収支報告書に載せる額の2種類の資料を作っていたことがわかりました。
「二重帳簿」なのか…。
特捜部は、こうした2種類の資料や松野前官房長官ら、派閥の事務総長経験者の認識を確認し、一部の資金の流れが収支報告書に書かれていなかったいきさつを調べるものとみられます。
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