宮崎市フェニックス自然動物園に新しい動物が仲間入りです。
大分県からやってきたオスのアジアゾウ「チョイ」が、21日、お披露目されました。
宮崎市フェニックス自然動物園に新たに仲間入りしたのは、大分県の九州自然動物公園アフリカンサファリからやってきたオスのアジアゾウ「チョイ」。
さっそく、来園者を前に元気に歩き回ったり、大好きなバナナなどを食べたりする姿を見せてくれました。
(園児)
「ちっちゃくてかわいかったです」
「お鼻が長くてかわいかった」
「楽しそうなゾウさんって思った、また、見に来たいです」
メスのアジアゾウ「みどり」の新たなパートナーとして迎えられた「チョイ」。
そんな2頭ですが、「みどり」は現在23歳、「チョイ」は10歳と年齢が13歳も離れているほか、体の大きさも一回り違います。
動物園によりますと、ゾウは40歳くらいまで繁殖が可能ということで新たな命の誕生に期待が寄せられています。
(親子連れの来園者)
「みどりちゃんのところいっぱい行ってたね。それがかわいかったね。もうすでに距離が近いのがすごいなと、かわいいなと思って、もちろん、赤ちゃん期待しています。かわいい赤ちゃん見たいね。ゾウさんの赤ちゃん、見たことないですもんね」
(宮崎市フェニックス自然動物園 竹田正人園長)
「昨日来た時もお鼻同士でお話合いをしたみたいですし、今もみどりちゃんのほうにチョイ君が行って、少し安心している感じがします。だんだんと青年から大人になっていくとともに、その変化も楽しみに見に来ていただいて、やがて、その先に2世ができるというところを見ていただければと思います」
みどりとチョイは、現在、1頭ずつの展示となっていますが、様子を見て一緒の展示に切り替えられることになっています。