高校生が制作したかりゆしウェアのデザインを競う「学生かりゆしデザインコンテスト」の授賞式が糸満市で開かれました。
この取り組みは、かりゆしウェアのデザイン制作を通して若い世代に親しみをもってもらおうと日進商会が2019年から毎年実施しているものです。
ことし3478点の応募の中からグランプリに選ばれたのは、アセロラを全面に散りばめポップに仕上げた西原高校・名嘉春香さんと、「沖縄の美しい魚たち」と題した浦添工業高校・知念美月さんの作品です。
グランプリ 名嘉春香さん
「高校1年生のときからグランプリを受賞するために制作してきたので、今回獲れて嬉しいです」
●知念美月さん
「沖縄の海の生き物が好きなので、守り続けたいというメッセージを込めてデザインに選びました」
式の中では小禄高校ダンス部によるショーも行われ、過去の受賞作品を着用しかりゆしの魅力を新たな形で発信しました。
グランプリに輝いた2作品は来年5月ごろに商品化され販売予定です。