沖縄県の玉城知事が大葉性肺炎のため、20日から療養することが分かりました。

県によりますと、玉城知事は12月19日より発熱症状があり、20日午前に医療機関を受診したところ、大葉性肺炎と診断されたということです。そのため20日から26日まで療養するとしています。

きょう午後2時には、辺野古沖の軟弱地盤の工事を国が沖縄県にかわって承認できる「代執行」に向けた裁判において、福岡高裁那覇支部は国の主張を認め、県に対し25日までに承認を命じる判決を言い渡しましていました。

判決の受け止めについて、午後5時に知事が取材に応じる予定でしたが、池田副知事が代わりに対応する方針です。

今後、自ら承認するか、代執行を待つかの判断を迫られる玉城知事。いずれにしても辺野古の埋め立て工事は進められ、移設阻止を掲げてきた玉城県政は苦しい状況に追い込まれます。