福岡空港を運営する福岡国際空港は20日、国内線の保安検査場に、高性能なスマートレーンを来月より順次、導入すると発表した。立体的に内容物をスキャンするCT装置を備えるため、利用客はパソコンや液体物を取り出さずに検査を受けられるようになるのが最大の特徴。1レーンあたりの検査人数は約1.5倍に増える見込みで、同社は混雑の緩和を狙う。
◆12台を配備、爆発物も“自動検知”
2024年1月24日に導入が始まるのは、3次元画像を用いたX線検査のできるスマートレーン(スマートセキュリティシステム)。最終的に計12台を国内線の保安検査場に配備する計画。CT検査装置の高い検知能力により、手荷物からパソコンやペットボトルなどの液体物を取り出さずに検査できる。また、爆発物も自動で検知するという。
◆1レーンあたり1時間に250人以上の荷物を検査
同社によると、スマートレーンの導入により、1レーンあたりの検査数が現在の170人/時から、約1.5倍に相当する250人以上/時に増える見込み。福岡空港では、職員不足や新型コロナの流行が落ち着いた後の利用客の増加などの影響で、検査場の慢性的な混雑が課題となっている。同社は、新しいレーンの導入が「旅客の利便性や検査レベルの更なる向上、人手不足解消に資する」と説明している。
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