長野県白馬村で16日に起きた土砂災害で、村は、安全が確保されたとして20日午前、避難指示の範囲を65棟から29棟に縮小しました。

白馬村北城(ほくじょう)のみそら野地区では、16日の午前6時前、沢からの土砂があふれて集落に流入。

別荘や宿泊施設など16棟が被害を受けた可能性があり、被害が判明している分では1棟が全壊、2棟が床下浸水となりました。

村は、集落に流れ込んでいた水の流れを変えるなどしたことで安全が確保されたとして、20日午前8時から開かれた災害対策本部会議で、避難指示の対象区域を65棟から29棟に縮小することを決めました。

復旧作業を支援するため、村は20日、ボランティアセンターを開設し、21日から活動を始める予定です。