Jリーグは19日に都内で理事会を開き、2026年シーズンから「秋春制」に移行することを正式に決めました。降雪地域のクラブへの支援も行う方針です。

「Jリーグを世界と戦う舞台に変えたいというのが、一言で言うシーズン移行のメリットというか実現させたいことです」

19日に開かれたの理事会で全会一致で決まったJリーグの「秋春制」移行。
開幕時期が現在の2月から8月へと変わることで猛暑での試合数を減らすことやACL=アジアチャンピオンズリーグやヨーロッパの移籍マーケットとシーズンも一致します。

一方、冬の試合数が増えることを懸念しアルビレックス新潟は、試合日程の調整や施設の設備に課題があるとして移行に唯一反対を表明していました。

Jリーグは、冬のリーグ戦の期間を現行から1週間の延長に留めると説明。
また冬にホームで試合や練習ができない雪が降る地域のクラブにキャンプ費用の増額分や施設の整備費を支援する方針を示しています。