高知市の土佐山学舎の児童が自分たちで育てた米を使ったおにぎりや、地域のゆずが入ったスープを販売しました。会場は商品をPRする子どもたちの元気な声が響き渡っていました。
「いらっしゃいませーおにぎりいかがですかー」
明るく元気な声で販売をしているのは、高知市の土佐山学舎の5年生と3年生の児童たちです。学校では総合学習の一環として10年ほど前から商品を販売する活動を行っています。
今回、児童たちは・おにぎりセットと・土佐山で収穫したゆずの皮入りわかめスープの素を販売。おにぎりは自分たちで育てたヒノヒカリで作り、中には土佐山産の梅干しやゆず味噌も入っています。
児童たちは商品の魅力を書いたボードやポップを使うなどしてPRしたところ次々と売れ、寒さを忘れてしまうほど子どもたちの元気で明るい声が響いていました。
(児童)
「(おにぎりの味の)自信はあります。モチモチしていて甘いところです」
「人をいっぱい呼び込むために言葉とか声を出さないとダメなところが、のどをたくさん使うから難しいです」
土佐山学舎では今後も将来の糧となるよう、様々な学習活動に取り組んでいくとしています。