那覇市の小中学校で、来年度から春休みの日数を6日間延長する検討が進んでいることがわかりました。教員の働き方改革の一環だということです。
那覇市教育委員会によりますと、これまでの小中学校の春休み期間、12日間では、次年度の準備や引継ぎが間に合わず、教員が土日返上で準備するなど負担が大きい現状が確認されていました。
これを受けて那覇市は来年度以降、春休みを18日間へ6日間増やす方針で、関係規則を改正するべく調整を進めています。
具体的には…
<新学年が始まる前 ・4月の春休み>
これまで) 「4月1日~4月6日」
来年度以降)「4月1日~4月7日」
<学年末 ・3月の春休み>
これまで) 「3月26日~3月31日」
来年度以降)「3月21日~3月31日」
※新年度からの改正のため、4月の休み1日増は2024年から適用、
3月の休み5日増は2025年3月から適用される予定
合計6日間の春休みの増加を、教員が多忙になる時期のゆとりにつなげる考えで、年内にはこの方針で正式決定する見通しだということです。