NTT西日本の子会社から全国で約900万人の個人情報が流出した問題で、福岡県は19日、新たに3万人分の漏えいを確認したと発表した。これで、福岡県の自動車税の納税者情報が流出したのは、計約17万人に増えた。
◆派遣社員が十数年にわたり“流出”
福岡県が自動車税のコールセンター業務を委託していたのは、NTT西日本の子会社「NTTマーケティングアクトProCX」。今年10月にマーケティングアクトから全国で約900万人の個人情報が流出した疑いが県に報告されていた。それによると、運用保守業務を請け負う「NTTビジネスソリューションズ」の派遣社員が、十数年にわたり流出させていたという。
◆新たに3万人分が「自動車税関連」
福岡県はこのうち13万3000人あまりが自動車税の納税者に関係する個人情報だったと先月2日に発表していた。その後、マーケティングアクト側で提供元の顧客が特定できていなかった約21万人分の調査が終わり、このうち約3万人分が福岡県関連だったという。新たに判明した分を含めると、自動車税に関係する個人情報の流出は計約17万人に増えたことになる。
◆漏えいした個人には県が連絡する
漏えいした個人情報は、▽氏名、▽電話番号、▽郵便番号、▽住所、▽年齢、▽生年月日(11月2日公表分)。福岡県は、生嶋副知事をトップとする対策チームと相談窓口を設置。「県民の皆様は引き続き、特殊詐欺のような不審な電話にご注意ください」として、相談先の電話番号も公表している。12月18日時点で、323件の相談が寄せられているという。新たに漏えいが判明した約3万人についても、来月中旬ごろに特定し、個人に直接、連絡することにしている。
・漏えい事案の総合窓口(NTTマーケティングアクトProCX)
0120-220-614
・福岡県の自動車税全般に関すること(福岡県税務課)
092-643-3066
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