特に西日本の上空寒気は真冬でも何度もないレベル

上空1500メートル付近の下層寒気予想(21日正午)

地上の気温を大きく左右する上空1500メートル付近の寒気の予想です。21日(木)は中国地方上空に上空1500メートルで-12℃以下の非常に強い寒気が入ってきます。これは平年に比べると10℃前後も低く、この強さの寒気は真冬でもそう何度もないようなレベルの強さです。

上空1500メートル付近の上空下層の寒気予想(22日正午)

22日(金)にかけても中国地方を中心に-12℃以下の非常に強い寒気が入り、また、平地で雪を降らせる目安である-6℃以下の寒気が太平洋側の沿岸まで南下して全国的にスッポリと覆われる見込みです。

夜中は標高0メートルの地上付近でも広く低く氷点下となる可能性がありますので厳しい冷え込みにも注意が必要です。

上空5500メートル付近の上空上層の寒気予想(22時6時)

また、雪雲をより発達させる上空5500メートル付近の寒気は、-30℃以下の強い寒気が山陰沖まで南下してくるほか、-36℃以下の非常に強い寒気も北日本の日本海沿岸まで南下してきます。