長野県白馬村で16日に起きた土砂災害の発生をうけて、丸山俊郎(まるやま・としろう)村長は18日午前、県庁を訪れ、阿部知事に復旧に向けた要望を行いました。

土砂災害は、16日の午前6時すぎ、白馬村北城(ほくじょう)の「黒豆沢(くろまめさわ)」の斜面が崩れ、みそら野地区に土砂が流れ込んだものです。

17日の調査では、少なくとも16棟の建物が被災した可能性があり、このうち1棟が全壊、1棟が床下浸水したことがわかっています。


要望書で白馬村は、・復旧工事の方法の決定、・避難所や宿泊施設の運営経費の支援、・道路や水路の機能の確保、・通常は個人負担となる住宅の敷地の土砂の撤去費用の支援の4点を求めました。

阿部知事は「県としても全面的に協力していきたい」と述べ、村と連携を強化する考えを示しました。