岩手県産のナンブコムギから基準値を超える「カビ毒」が検出された影響で休業していた盛岡市の老舗南部せんべい店が18日、営業を再開しました。

営業を再開したのは盛岡市紺屋町の「白沢せんべい店」です。岩手県産のナンブコムギから基準値を超えるカビ毒が検出された問題で、こちらの店では対象の小麦を使っていたため、11月27日の午後から臨時休業し、商品の自主回収を進めてきました。
安全が確認された小麦を使った試し焼きを行い、味や品質に問題がないと判断して18日、紺屋町の店舗とホームページのみで販売を再開しました。

(白沢せんべい店 白澤紅子 専務)
「きょうからまたスタートだと思いますので、お客様に喜んでいただけるように、きょうから頑張りたいと思います」

店は引き続き、商品の自主回収も進めています。