■SBCドリームテニスツアー・Tour Final Round 決勝トーナメント(17日、兵庫・ブルボンビーンズドーム)
優勝賞金1000万円を目指した国内最高峰の賞金大会SBCドリームテニスツアー・ファイナルラウンド。予選リーグを勝ち抜いた男女各16名による決勝トーナメントが行われ、決勝は今年の全日本選手権の覇者・徳田廉大(25、イカイ)が中川直樹(27、フリー)を4‐0、4‐1で勝利し大会初優勝を果たした。
試合はシングルスのみ、ショートセットで行われ1グループ4名、4グループによるラウンドロビン。各グループ上位2名、男女各8名が決勝トーナメントに進出する。
全日本王者・徳田が順調に決勝まで勝ち上がった。第1セットを圧倒的な強さを見せ、11分で制すと、第2セットも2020年の全日本チャンピオン・中川に1ゲームしか与えず勝利。大会初優勝を果たした。試合後、徳田は控えめな声で「最高です」と喜びを語ると、「1ゲーム目の入りがびっくりするほど良くて、一番いい試合ができました」と試合をふり返った。
優勝賞金の1000万の使い道については「膝に爆弾抱えてるので、来年はトレーナーだったりコーチだったりをフルでつけてATPのランキングをあげていきたい」と話した。徳田の最新のシングルスランキングは571位。
■徳田廉大(とくだ・れんた)
1998年3月29日生まれ、25歳。身長177cm/体重69kg。右利き(バックハンド両手打ち)。広島県広島市出身、 広島市立五日市南中 - 湘南工科大付属高卒。
プロ転向2016年2月。
2018年、全日本選手権・準優勝。2023年、全日本選手権・優勝。














