読書家として知られ、3年前から岩手読書感想文コンクールの選考に加わっています。最近読んだ本や息子との読書を通じた交流についても語りました。

― 最近はどんな種類の本を読んでいる?
菊池「野球や野球に関連するトレーニング、栄養、いろいろなものがある。小説が好き。もちろん自己啓発本を読む時もあるが、基本的には野球と小説」

― 読書からの学びがピッチングに良い影響を及ぼすことは?
菊池「直接どこまでつながっているかはわからないが、読書の良さは抽象化すること。本を1冊読んで自分なりにこれはこういうことを言いたかったんだなと抽象化するプロセスが最も大事。それは動画共有サイトやソーシャルメディアではできないこと。1冊の本を読み、自分なりの結論を付ける。抽象化する作業はスポーツに限らず非常に大事になってくる。そういう意味で読書は欠かせないと思う」

― 息子との読書は?
菊池「どんどん長い本を持ってくるようになったので毎日(読み聞かせが)大変。ゲームをするのであれば読書をしてほしいなと常に思っている。今のところは読書好き。自分の幼少期も本に囲まれた生活をしていた。ぜひ子どもにもと思いながら生活している」