忘年会シーズンを迎える中、テレビ番組「酒場放浪記」シリーズに出演する、吉田類さんと倉本康子さんが、東京・墨田区で客引き撲滅イベントに参加し、注意を呼びかけました。

きのう夜、墨田区のJR錦糸町駅前で行われた警視庁の客引き撲滅イベントに、BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」「おんな酒場放浪記」にそれぞれ出演する、ライターの吉田類さんとモデルの倉本康子さんが参加しました。

吉田類さん
「僕は酒を飲む専門のほうなので、客引きによくあってるんじゃないかと思われがちですが、意外とないんです。お酒は神様がくれたもの。お酒に失礼のないように、犯罪に巻き込まれないようにしていけたら」

倉本康子さん
「よく飲みに来てた錦糸町に、まさか自分が警察官の格好で立つなんて夢にも思ってませんでした。客引きについていかないということを、改めて心がけていければ」

錦糸町駅周辺では、違法な客引き行為が相次いでいて、吉田さんらは駅前の歓楽街を練り歩き、客引き行為をしないよう呼びかけたり、客引きについて行ったりしないよう声かけをしました。

警視庁によりますと、忘年会などで飲食店を利用する機会が多くなる年末は、客引きやぼったくりに特に注意が必要ということです。

本所警察署の山本英治署長は、「年末年始は事件事故が増えるため、特別に警戒を強めていきたい」としています。