長野県は15日、部局を超えた自殺対策戦略会議を県庁で開き、子どもの自殺対策の拡充策などを確認しました。

県内の2022年の自殺者は343人で、前の年に比べ18人増えました。

人口10万人あたりの自殺死亡率は17.3で、全国と同様に前の年より増えています。

年齢別では、30代、50代、それに80歳以上で増加していて、原因・動機では「健康問題」が半数近くを占めています。

NPO法人ライフリンク清水康之理事長:
「いろんな関係機関が連携をしていく、その連携の音頭を県がしっかりとっていくことが非常に重要だと思います」

県は、様々な職種の専門家がチームで支える仕組みを活用し、未成年者の自殺者ゼロを目指すとしています。