おととし日南市で発覚した官製談合事件で、1審で有罪判決を受けた元副市長の裁判です。
元副市長は無罪を訴えていて、福岡高裁宮崎支部で控訴審の初公判が開かれました。
この裁判は、日南市発注の公共工事をめぐり元副市長の田中利郎被告が、おおむねの査定決定額を事前に日南地区建設業協会の元会長に漏らしたほか、特定の業者を指名から外したとして官製談合防止法違反などの罪に問われているものです。
1審で宮崎地裁は、「公共工事における入札の公正に対する信頼を失わせる行為である」などとして田中被告に懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡し、田中被告が判決を不服として控訴していました。
14日は、福岡高裁宮崎支部で控訴審の初公判が開かれ、検察側が、控訴の棄却を求めました。
一方、田中被告の弁護側は「査定決定額を事前に漏らしたことは、入札の公正を害するものではない」などとして、引き続き、無罪を主張するとしています。
次回公判は、来年2月22日に行われます。














