大分市に住む20代の男性が11日から13日にかけて、電子マネー127万円分をだまし取られる詐欺被害にあったことがわかりました。
警察によりますと11日午後、男性が自宅のパソコンでインターネットを閲覧中、画面に“303”から始まる電話番号と「ウイルスに感染しました。記載の番号に電話してください」と表示されました。
男性が電話したところ、片言の日本語を話す相手から「ウイルス除去のためにコンビニで電子マネーカードを購入してください」などと指示され、大分市内の同じコンビニで13日までの3日間、10回にわたり電子マネー127万円分を購入。パソコンの内臓カメラにコードをかざして、利用券をだまし取られたということです。
13日夕方、不審に思ったコンビニ関係者が男性に声かけするとともに警察に連絡。店に駆けつけた警察官が男性から詳しい事情を聴き、被害が発覚しました。
警察は電子マネーでの支払いを要求された場合、詐欺を疑い、家族や警察に相談するよう呼びかけています。