14日朝大分市の佐賀関港内で、海底に爆発物らしきものが見つかり、海上自衛隊が15日、確認作業をすることにしています。

14日午前8時40分頃、大分市の佐賀関港でJX金属製錬が実施した潜水探査中に、「爆発物らしきものを発見した」と大分海上保安部に通報がありました。

大分海上保安部によりますと、佐賀関港西防波堤灯台から北に約400メートル、水深約12メートルの海底で、長さおよそ35センチ、直径およそ15センチの鉄製のかたまりが6個発見されました。6個には貝などの海洋生物が数多く付着し識別ができないということです。

海上自衛隊が23日朝から確認作業を行うことにしていますが、大分海上保安部は不発弾の可能性もあるとみて、水中にブイを設置して近寄らないよう呼びかけています。

すぐ近くの海域では11月21日にも信管がなく爆発の危険性がない不発弾とみられる鉄製のかたまりが2個見つかっています。