運送会社に勤める43歳のトラック運転手の男は、仕事で他県から訪れた女性ドライバーを会社の仮眠室に誘い、無理やり性行為をした罪に問われています。14日の判決公判で富山地裁は、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

強制性交等の罪で判決を受けたのは富山県滑川市の会社員、石川英郎被告(43)です。判決では、石川被告は2023年3月31日、富山市内にある勤務先の仮眠室で仕事で訪れていた30代の女性に対し、覆いかぶさるなどして性的暴行を加えたとされています。

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14日の判決公判で、富山地裁の梅澤利昭裁判長は、「卑劣で悪質ではあるが、暴行や脅迫をしていなかったことや、許しはもらえていないものの300万円で示談している」などとして、懲役5年の求刑に対し懲役3年の実刑判決を言い渡しました。