皮膚を着色する技法で乳がんなどの手術により失われた女性の胸を再現するコンテストで宮崎県内初の入賞を果たした看護師の女性が、県庁を表敬訪問しました。

県庁を訪れたのは、宮崎市に住むフリーランスの看護師 正手久美子さんです。

正手さんは、今月2日、東京で開催された乳がんなどの手術で失われた女性の胸を皮膚を着色する技法で再現する「医療アートメイク」の技術コンテストに出場。

県勢では初の入賞となる特別賞を受賞しました。

(看護師 正手久美子さん)「乳がんになられた方でも、再手術をする前の状態となるべく近いような形で胸を再建することができるというのをぜひ皆さんに知ってほしいと思う」

正手さんは、今後、医療アートメイクで乳がん患者を支援する団体の宮崎県支部を立ち上げ、技術者を育成していきたいとしています。