新潟県 長岡市の小国地区の工芸品、伝統の『小国和紙』の魅力を学ぶため、地元の小学生が和紙づくりを体験しました。作っているのは、自分たちの卒業証書です。

長岡市の小国小学校の6年生が作っているのは、「小国和紙」の卒業証書、卒業式で児童たちが受け取るものです。

地域の工芸品に触れその魅力を学ぼうと、児童たちはこれまで小国和紙の原料となるコウゾの皮むきやたたきといった作業をいちから学んできました。

14日行うのは最終工程となる「紙すき」。水に溶かしたコウゾをすくって平行にゆすり、均等になるようにします。
【児童は】「一生残るので自分でつくれるのはとてもうれしいです」

小国和紙の卒業証書は文字が印刷されて来年3月の卒業式で6年生に手渡されます。
