要因のひとつが、県立精神医療センターの移転を巡って大きな反発が出ているからです。

村井知事:
「県内で経営実績のある精神科病院の中で、名取市内で新病院を建設してくださる病院があるかどうかを公募してみたい」

県は今年8月、精神医療センターの移転に伴い、名取市内に民間の精神科病院を誘致する案を示しました。しかし、県の審議会では議論が紛糾。

県精神科病院協会会長 岩舘敏晴委員:
「やってくださいと言って経営的にやれる民間病院は見つからないのでは。(民間病院が)手を挙げなかったらどうされるのか」
村井知事「県民に対し約束したわけですから。私が当選した以上は絶対に実現できなければ(知事)を辞めなければならない」

その後の審議会でも議論は進まず、迎えた12月6日の県議会。村井知事が舵を切りました。