3年でほぼ全額失ったという高額当選者
香川県に住む蔵間雄土さんは、1996年の年末ジャンボで1等前後賞合わせて、1億5000万円を当てています。そのときの心境は…
蔵間雄土さん
「どうしようかというより、当たったなという感動が、じわじわ来るんですね」

当時、蔵間さんは、出張で訪れていた東京で、たまたま年末ジャンボを購入し、みごと当選。ただ、そのときは、家族にも知らせなかったといいます。
蔵間雄土さん
「(関係が)おかしくなってしまうんじゃないかと」
大金を手にした蔵間さんは、さらに増やそうと、投資を始めましたが…
蔵間雄土さん
「全額を、まっいいか、と思って、博打みたいな感じで(投資に)やったら、消えてしまった。失敗した」
わずか3年で、ほぼ全額を失ったということです。
10億円当たったら人に言いますか?
上村キャスター:
宝くじで1000万円以上が当たると渡される冊子「『その日』から読む本」をご存じでしょうか。

本に何度も書かれているのが、「今の自分は、普段とは違う興奮状態であると自覚しましょう」ということ。
さらに、「必要ではない限り、現金は持ち帰らないようにしましょう」と。
また、「後悔する言動に注意をして、いつも通りの生活を心がけましょう」、
「1人でも話せば、噂が広まる覚悟を持って人に話しましょう」など、
当たり前のようにも感じますが、興奮状態なので、気分が大きくなってしまって、普段やらないことをやってしまうということが書いてありました。

秋元里奈さん:
こう書いてあるってことは、痛い目に遭っている人がいっぱいいるってことですよね。
上村キャスター:
本には、「人に言うか言わないか悩むぐらいだったら、言わない方がいい」と書いてあります。
自分だったら教えますか?
井上キャスター:
教えないでしょう…
ホランキャスター:
言わなくても、最近いいものを持ってるなとか、大きいお家を買ったなとか、何かあったんだなっていうのは、何となく思いますよね。