厚生労働省は、ウイルス性の感染症「エムポックス」に感染した埼玉県に住む30代の男性が死亡したと発表しました。「エムポックス」による死者が確認されたのは国内では初めてです。

「エムポックス」は欧米などを中心に感染が拡大したウイルス性の感染症で、去年から今月3日までに国内で227人の感染者が確認されています。

厚生労働省はきょう、今年9月に「エムポックス」への感染が確認された埼玉県に住む30代の男性が、先月、死亡したと発表しました。男性は海外渡航歴はなかったほか、HIVによる免疫不全の状態だったということです。

「エムポックス」による死者が確認されたのは国内では初めてです。