岩手県内の今年の水稲の収穫量は24万9100トン(10アール当たり収量は551キロ)で、去年の収穫量を1500トン上回りました。

東北農政局によりますと作付面積はここ10年ほど減少傾向が続いていて、今年の岩手県内の水稲の作付面積は53,300ヘクタールと、去年より900ヘクタール減少しました。
一方で今年は10アール当たり平年収量に対する10アール当たり収量の比率=作況指数が去年の99(「平年並み」)に対し104(「やや良」)でした。特に県北部の作況指数は107で、東北唯一の「良」となりました。
東北農政局によりますと、今年は出穂期以降に天候に恵まれ、気温が高く、日照時間も平年より増えたため生育が良好だったということです。