チベット亡命政府のあるインド・ダラムサラの街並み

Q.今、中国政府との対話はありますか?

ツェリン首相:
いいえ、バックチャンネルはありますが、公式な対話はありません。中国が言うことは非常に疑わしいので、それ以上のことは言えません。よく、チベット人が勝てないのは、希望を持ちすぎるからだといわれます。しかし、我々は希望を持ち続けなければならない。今はそのバックチャンネルを継続することなのです。私たちは再びコンタクトを築かなければならないでしょう。

Q.公式対話の再開の望みはあるのですか?

ツェリン首相:
私たちは希望を持っていますが、中国の意向と、解決する政治的意志があるかどうかに大きくかかっています。私たちは、ただ会って、情報を共有して帰ってくるということは望んでいません。問題は解決しなければならないのです。コンタクトを再構築するだけでは不十分です。

Q.国際社会、特に日本に期待することは?

ツェリン首相:
日本は今、自分たちの価値観や自由を守るという点において、より強くなっていると思います。日本国民や日本政府がチベットを支持していることは知っています。中国を恐れてばかりではいけない。中国を恐れれば恐れるほど、彼らは圧力をかけてくるのです。チベットの利益のために自分の利益を捨てなければならないと言っているのではありません。もちろん、日本の国益が第一です。私たちは、日本が国益を捨ててチベットの国益を取るとは期待していません。それはあり得ないからです。しかし、この世界に生きる同じ人間として、苦しんでいる人がいるなら、人々を苦しめている政府に圧力をかける努力をすべきだと思います。

ダラムサラの町に書かれた「チベットに自由を」のスローガン