大分県中津市の公園で12日、休憩用の建物の柱が燃やされているのが見つかりました。市内の公園ではこの1か月で5件の連続不審火が発生していて、警察が関連を調べています。

12日午前8時半過ぎ、中津市にある大貞総合運動公園で休憩用施設の柱が燃やされているのを管理者が発見しました。焼けた柱は2本で地面からおよそ70センチの部分に焦げた跡がありました。警察によりますと、付近にはマッチの燃えかすなどが散乱していて、10日午後5時に管理人が巡回した際は被害はなかったということです。

この現場からおよそ500メートル離れた公園でも12月4日、伐採して集めていた木材が燃える火事がありました。

中津市によりますと、この1か月間に市内の公園の遊具やトイレットペーパーが燃やされるなど5件の不審火が相次いでいるということです。警察は建造物損壊事件として捜査するとともに連続不審火との関連を調べています。