忘年会をビジネスチャンスに、新たなスタイルを提案

外食費も値上がりを避けられない中、どうせなら1年に1度の忘年会を贅沢に過ごそうという動きもー。

こちらの水族館では、特徴を生かした非日常の体験をしてもらおうと県民向けの忘年会プランをスタートしました。

水族館の入場券や、1階の貸し切り料金、食べ放題、飲み放題のサービスがついて、1人1万5000円。

平均的な忘年会の予算よりは高くつきますが、利用者の評判は上々の様です。

男性「非日常的なところで、飲めるっていうのが一番印象だと思います。もう普通の居酒屋にいけないんじゃないですかね。今後はこっちで飲みたいなっていうのはある」

女性「魚を見ながら、お酒飲めたりご飯食べられるので、会話困ったときに、魚の話を出来るので、めっちゃいいと思います」

DMMかりゆし水族館・斎藤友理さん
「水族館は営業時間としては20時までとなっているので、夜の時間を上手く活用できないかというので、貸し切りプランを利用して私たちも収益を上げるように工夫しております。普通のホテルとか居酒屋と違って特別な空間になるので、みなさん来たときに、あぁ、すごいという風に仰っていただいております」

コロナ禍や物価高などにより、ニーズが変化し続ける、沖縄の忘年会。

大人数での賑わいは戻りはじめるも、今年はすこし、違った光景が見られるかもしれません。

【記者MEMO】
県飲食業生活衛生同業組合の鈴木理事長によりますと、タクシー不足などの影響で、宴会自体の開始時間や、お開きとなる時間もかなり早まっているそうで、「帰宅時間を意識した沖縄県外での忘年会スタイルに近づいている」と話していました。