早くも“合格祈願”の話題です。弓の名手として活躍した新潟県の胎内ゆかりの武将「板額御前(はんがくごぜん)」に扮した女性が高校受験を前にした中学生を応援しようと合格祈願シールを贈りました。

12日、胎内市の中澤毅教育長に合格祈願シールを手渡した甲冑姿の女性。平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した胎内ゆかりの女性武将「板額御前」に扮した金子あゆみさんです。

板額御前は百発百中の弓の名手として知られていて、受験生に「合格」を射止めてもらおうと地元の市民団体が板額御前と夫で同じく弓の名手・浅利与一(あさり・よいち)が描かれたシールを毎年受験生に贈っています。

12代目“板額御前” 金子あゆみさん
「受験生のみなさんにも百発百中で志望校を射止めてもらいたくて、教育長に渡しました」
合格祈願シールは胎内市の中学3年生194人と浅利与一ゆかりの山梨県にある2つの自治体の中学3年生にも贈られます。また、胎内市の乙宝寺でも希望者に配布されるということです。
