一夜にして3000本ものトウモロコシが忽然と消えました。一体誰が、何のために…。
鳥取県米子市のトウモロコシ畑で、収穫目前のトウモロコシ3000本が盗まれる被害が発生しました。
盗まれた農家は悲しみを訴え、肩を落とします。


キャスター 小崎純佳
「ありました。こちらの畑でしょうか。夏ですね」

大人も子どもも大好きなトウモロコシ。今、旬を迎えています。

たなべ農園 田邊孝志さん
「取ってすぐは生でいける」
キャスター 小崎純佳
「みずみずしい、甘みが強いですね」

米子市内にある「たなべ農園」。
こちらの畑では、強い甘みとその大きさが特徴の品種「おおもの」を育てていて、今、収穫間近です。

ここで、ある事件が起きました。

たなべ農園 田邊孝志さん
「ここから、ここまでです」
キャスター 小崎純佳
「全てですか?」
たなべ農園 田邊孝志さん
「全てです」

実はここに収穫するはずの実がなっていました。
残ったトウモロコシは、まだ十分に実っておらず、収穫間近のものだけが盗まれてしまったのです。

その数、実に3000本!

農園の代表・田邊孝志さん。
7月1日正午ごろに畑仕事を終え帰宅。この時は、トウモロコシはまだあったといいます。

そして翌朝の午前10時ごろ、畑を訪れると…。
トウモロコシが大量にもぎ取られていることに気付いたといいます。

たなべ農園 田邊孝志さん
「見た目では分からないくらいキレイにとられていました。量が量だけに持って帰るのに大変だと思いますし、複数犯での可能性が高いと思います」

トウモロコシの収穫は本来、身の付け根を下にねじって折りとるなど、丁寧に収穫します。

素人の犯行であれば、力ずくで折るなどして茎が折れ曲がることも考えられますが、被害に遭った畑の茎は折れ曲がっておらず、玄人の犯行だとみられるといいます。

たなべ農園 田邊孝志さん
「目撃情報もなく。足跡も出てこなかったので、玄人の犯行かなと思います」

田邊さんはすぐに被害届を出し、警察による実況見分が行われましたが、犯人に関する大きな手掛かりは見つかっておらず、現在も犯人は見つかっていません。

キャスター 小崎純佳
「被害額は?」
たなべ農園 田邊孝志さん
「約50万円くらいです。4月から種蒔きや消毒やらして、お客様の笑顔が消えていくと思うと、ただただ残念です」

収穫目前の卑劣な犯行。

実はこのトウモロコシ、地域の保育園の子どもたちが収穫体験を行い、楽しく食べる予定もありました。
田邊さんは、同様の被害がもう二度と起きてほしくないと強く訴えています。

一体誰が何のために…。
米子警察署が詳しく調べを進めています。