キリストが生まれたとされ、毎年クリスマスに世界中から信者が集まるパレスチナ自治区ベツレヘムですが、今年はガザでの情勢を踏まえ、クリスマス行事が中止される見通しとなっています。
記者
「キリストが生まれた地とされるここベツレヘムでは、毎年、世界各地から信者が訪れ、ここには大きなクリスマスツリーが飾られて、イルミネーションも街なかでともっていたんですけれども、今年はそういったクリスマスらしさは一切なくなりました」
エルサレムの教会長らは先月、声明を発表し、ガザの戦闘で多くの犠牲が生まれていることから、今年はクリスマスの祝祭を取りやめるよう信者に呼びかけました。
毎年クリスマスシーズンに世界中の人々が集い、街全体が祝福ムードに包まれる聖地ベツレヘムでも、今年はすべての装飾が取り外されました。
牧師
「ガザで破壊された家のように作りました。瓦礫の中から引きずり出される子どもたちの映像を毎日見ます」
祝祭を取りやめたベツレヘムのルーテル教会は、ガザのクリスマスを有名な「キリスト降誕」のシーンになぞらえ表現。聖母マリアが瓦礫に埋もれた幼いキリストを探しています。
牧師
「世界中がツリーやイルミネーションで祝う中、これがパレスチナのクリスマスです」
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