今年も残すところあと20日となった11日。
各地で新年を迎える準備が進む中、岡谷市では子どもたちが門松づくりを体験しました。


岡谷市の上の原小学校で開かれた門松づくりの体験会には、およそ60人の児童が参加しました。

講師を務める地元の人から「切り口が正面を向くように」など、作り方のコツを教えてもらった子どもたち。

長さ20センチから30センチほどの竹を3本ずつ組み合わせて結び、松の枝や梅の花の飾りをあしらいました。

女子児童:
「差すときにバランスよくしないと見栄えが悪くなるから、ちょっと難しかったです」

男子児童:
「クリスマス終わって26日、27日、28日の間に玄関に置いておく」

岡谷市では、小学校の施設を使って子どもたちが地域住民と運動や学習を通して交流する「放課後子どもの居場所づくり事業」を行っていて、体験会はその一環で行われました。

うえのはらっぱ運営委員長 小池修次さん:
「私たちも勉強になるし、子どもたちからパワーもらうことが多いので、やっていて楽しい。伝統行事はある程度守っていかないと、これからだんだん廃れていくので何とか伝えていきたい」

地域の人たちに教わって作り上げた世界に一つだけの門松。

子どもたちのそれぞれの家で、お正月らしさを演出します。