熊本県産の養殖ノリの今シーズン初めてとなる入札には、去年の4.5倍の量が出荷されました。
初入札には、荒尾(あらお)市から宇土(うと)市の有明海で生産された養殖ノリ5900万枚が出荷されました。
今年は、適度な雨風でノリの出来栄えも良く、赤潮などの影響で記録的な不作となった昨シーズンの初入札と比べ、出荷量は4.5倍になったということです。

会場では、全国から集まった買い付け業者およそ250人がノリの色や手触り、味などの品質を確認していました。
熊本県漁連 海苔貝類生産指導部 竹本十二 部長「栄養環境に恵まれて、(ノリの)色が黒かった、イコール、タンパク質量・うまみ成分も非常に高い」

ノリの入札は、来年4月中旬までに10回を予定していて、熊本県漁連は8億枚、92億円の売り上げを見込んでいます。