(千神彩花キャスター スタジオ)
こちら(【画像①②】)のウェディングドレス、凄く素敵だと思いませんか?
実はこのドレスをデザインしたのは、岡山県出身のデザイナー。そして、このドレスを今年春のパリコレにも出展したんです。
ウェディングドレスのデザインに懸ける思い…金光学園中学では剣道部員だという横畑早苗さんを訪ねました。

着る人が主役になれるドレスを作りたい

今年3月にフランスで開かれたパリコレクション、通称「パリコレ」。そこに、日本人のブライダルデザイナーの姿がありました。岡山県出身の横畑早苗さんです。
(横畑早苗さん)
「消費されるものではなくて、長く心の中で愛していただけるものを作りたい」

横畑さんは、東京の恵比寿に事務所兼店舗を構えています。ここで、自身が手掛けたウエディングドレス150着以上を貸し出しています。
(横畑さん)
「着る人が主役になるドレスと思ってお作りしています」


横畑さんは、日本人の骨格に合わせた、「シンプルで、尚且つ身体が美しく見えるデザイン」を心がけています。ウエディングドレスのブランド名は、「アトリエナエ」。立ち上げて10年になります。
(スタッフ)
「花のような人です。輝かしくって、色んな魅力を持っているそんな人だなと」
「人間性が熱いことと、自分自身がデザインをして、ドレスを作っているんですけども、そこに一つ一つの魂がしっかりある」

パリコレに出展の横畑さん 原点は「金光学園中学剣道部」
そんな横畑さんは、岡山県倉敷市玉島出身。
金光学園中学・高校に通い、中学時代はデザインにも通ずる美術部、ではなく剣道部に所属していました。剣道部顧問の新谷さんも、その進路に驚いたといいます。

(金光学園中学・高校 剣道部顧問 新谷忠彦さん)
「結構しっかりして『大人だな』とは、思っておりました。何かの分野では結構いくだろうなと思ってました。それが、まさかこのデザイナーというのは、まったく一本取られました」

【画像③】は中学校時代の横畑さん。自身は、剣道部時代に培ったことが今に生きていると話します。
(横畑早苗さん)
「生きる上での軸に繋がっているんですけれども、例えば自分がデザイナーになって、ブランドを立ち上げた時に、あまり業績も全然良くなくて、いくらでもやめたくなったんですけれども、『愚直に続ける』っていう、それに生きているなと思います」
