今年も残り3週間となるなか、福島県福島市では新年に向けて、神社にかける「しめ縄づくり」が4年ぶりに行われました。

しめ縄づくりが行われたのは福島市南沢又地区で、コロナ明けとなった今年、4年ぶりに地元の有志が集まりました。
10日は、藁を編んで直径15センチほどの太い紐を作り、それを3本集めてねじり合わせ、長さおよそ6メートルの新たなしめ縄を作りました。
完成したしめ縄は地区内の神社に運ばれ、5人がかりでかけ替えられました。

【南沢又神社奉賛会・船山浩総代】「新たな気持ちで年神様を迎えられる、伝統行事をなんとか復活して、続けられる見込みもつき安心している」

来年は、4年ぶりにかけ替えられた新たなしめ縄で、初詣に訪れた人を出迎えます。