長野県長野市の善光寺では正月の縁起物に魂を入れる開眼法要が行われました。

善光寺大勧進の大広間に並んだ、数えきれないほどのダルマ。

開眼法要は、ダルマや破魔矢など、お正月の縁起物に魂を込める儀式です。

縁起物を前に栢木寛照貫主がお経をあげ、平穏な新しい年を迎えられるよう祈りを込めました。

栢木寛照貫主

「世界で本当に多くの尊い命が奪われている現状を鑑みると、やはり世界が平和でありますようにと」

大勧進の縁起物のうち、人気のダルマは年明けの1週間で売り切れることもあるため、前の年の倍以上にあたる9000個を用意し、12月下旬から販売するということです。