長野県麻績村などを拠点に創作活動にあたり、30歳で亡くなった画家・須藤康花(すどう・やすか)さんの作品展があすから(12月9日)松本市で始まります。

須藤さんは、福島県出身で子どもの頃から、病気で入退院を繰り返しながらも絵を描き続け、2009年に30歳という若さで亡くなりました。

松本市美術館で開かれる展覧会では、須藤さんが残したおよそ1000点の作品のうち、風景画や銅版画など200点ほどを見ることができます。

須藤さんの作品には、闘病の苦しみや葛藤の中でもわずかな希望や光を追い求めた自らの内面が描かれています。

展覧会は12月9日から2024年3月24日まで松本市美術館で開かれます。