HBCが追った「ヤジ排除問題」が、ドキュメンタリー映画になりました。
映画監督・森達也さん
「みんなが同じ方向を見てるときに、そうじゃないぞって声を上げるってとても大事なことで」
ジャーナリスト・青木理さん
「こういうものを放置しておくと、表現であったり、民主主義であったり、自由というものがむしばまれかねない」
先月20日、札幌市の映画館で、ある映画の先行上映会が開かれました。


HBC製作の「ヤジと民主主義 劇場拡大版」。
会場は前売り券が完売し、満席となりました。
この映画は2019年7月、参議院選挙期間中の札幌で、自民党候補の応援演説をしていた当時の安倍総理にヤジを飛ばした市民が警察に排除されたほか、年金政策に批判的なプラカードを掲げようとした女性が、「道路に出たら危ない」などの理由で、その場から移動させられた問題を追ったものです。
HBCは4年にわたって取材し続け、100分間のドキュメンタリー映画にしました。